※この記事は2021年5月にVOGUE GIRL+の記事として公開されたものです。掲載商品、ブランドへのお問い合わせはお控えください。
VOGUE GIRLの会員向けコミュニティVOGUE GIRL+では、5月20日(木)に、記念すべき第10回目のオンラインセミナーを開催。最新のコスメや気になるメイクテクニックをお届けしてきた「綺麗を磨く、ビューティ編」の5月のゲストとして、世界を股にかけて活躍するネイル・アーティストの松永英地が駆けつけてくれた。
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噂のネイリストの、気になるプロフィールをご紹介。
東京で現在のキャリアをはじめ、単身NYに渡って修行を積んだという彼。繊細なパーツを組み合わせた精緻な意匠と、あらゆる年代のきらびやかなカルチャーを取り入れた唯一無二のネイルアートが、音楽業界をはじめ熱烈に支持されている。安室奈美恵や加藤ミリヤ、ローラ、水原希子など、手がけたイットガールのそうそうたる名前は数知れず。なんと最近ではビョークやエリカ・バドゥなど、海外の大物アーティストにも指名されたんだとか。
松永英地の作品世界を大きく特徴づける秘密アイテムがあるかどうか聞いてみると……「3Dプリンターです」という答えが。まずデジタル上でつくりたいアートの設計図を描き、3Dにプリントして具現化。そうしてできあがったパーツを、ネイルに用いているそう。セミナーでは、気になるその制作風景も大公開!
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ミューズの美しさと呼応する、渾身のアートネイル。
いったいどんなネイルができあがるの? そんな問いに答えるべく、松永英地のミューズのひとりであるアーティストのAYA GLOOMYが、彼女だけのためにつくられたオリジナルネイルをまとってサプライズ登場。実際に3Dプリンターを使ってつくられた、ハートと羽根のクリアなデコネイルを披露してくれた。
東京の“カワイイ”文化やギャルカルチャーを、既存のルールにとらわれず、アーティスティックな形でネイルに落としこむのが得意だという松永英地。AYA GLOOMYの個性を捉え、そのスタイルをイメージして、彼女の魅力をより高めるネイルを考えた。「見たことのないものをつくってくれるので、いつもインスパイアされています。もはやアートですよね!」と、AYA GLOOMYも満面の笑顔。
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いよいよレッスン開始。一緒にネイルをデコってみよう!
セミナーのメインとなったネイルレッスンでは、100円ショップなどで手に入るプチプラな材料を使い、ネイルポリッシュを使わずに自分でできる、キラキラネイルのハウツーを披露してくれた。まず、ネイルサロンでマニキュアを落とすときなどに登場するアセトンを使い、爪表面の汚れや甘皮をケア。そこにベースコートを塗ったら、カラーマニキュアではなく、いきなりトップコートをオン!?
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透明のトップコートが乾く前に、100円ショップでゲットしたというハート型のラメグリッターをランダムにのせて。松永英地いわく「自分の好きな感覚で、バランスを見ながら置いていけばOK。失敗してもずらして再配置すればいいから、工作気分で楽しくクリエイトして」とのこと。「もうすぐ夏なので、今回はクリアな部分を残してさわやかに仕上げます。ピンセットや爪楊枝を使うのはもちろん、道具を買うのが大変であれば、トップコートのハケを用いてのせていけば大丈夫」。それぞれの指がシンプルでも、10本すべてに施してみると良バランス、ということもあるので、いろいろ試して自分なりの最適解を探してみて。
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アイデアしだいで、身の回りのものもかわいいネイルの材料に。
グリッターのみならず、100円ショップで売っている大きめのネイルストーンやシリコンピアスも、個性を演出するキラキラパーツに。大きなパーツは、5分で乾く工作用のボンドを使おう。のせおわったら、仕上げのトップコートをもうひと重ねして乾かし、完成! 素材の組み合わせ方や配置バランスを工夫すれば、簡単に自分だけのステイホームネイルができちゃう。爪の上にとどまらず、手の甲にまでラインストーンを配置し、手もと全体を華やかに彩っても◎。その場合は、肌につけても問題ないラインストーン用の水性接着剤などに切り替えると安心。肌が弱い人は、事前にパッチテストをするなどして、安全性を確認してからトライしよう。
「つけ爪で挑戦する場合は、爪の先までしっかりハンドソープで洗い、表面の油分や汚れをしっかり落としてから接着しましょう。長持ちさせたい人はグルーを使い、1日だけ楽しめればよいという人はつけ爪用の両面テープで。テープは、真ん中ではなく爪のキワにしっかりつけるようにすると、剥がれにくくなりますよ」とのこと。 -
おうちで友達と電話をしながらでも楽しくできてしまいそうな、自分らしさを体現するオリジナルネイル。見逃し配信をチェックしながら、ぜひ一緒に実践してみて!