「ファッションのフィルターを通したビューティ」という視点を大事にしながらお届けしているVOGUE GIRLのベストコスメ特集。毎日の服を選ぶような感覚でメイクにも独自のスタイルや個性を映し出している、旬のモデルやタレント、YOUTUBER、サロンスタッフなどのトレドセッターたちが前編・後編にわたって登場。“みんなのMYベスコス”を紹介します!
>>2021年、私たちをハッピーにしてくれた11の受賞アイテム
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LIP INJECTION MAXIMUM PLUMPER (日本未発売、編集部私物)/TOO FACED アドバンスドエシリアルスムースオペレーター フルイド ファンデーション SPF40 / PA++ 全8色 各¥8,800/THREE
ストリートスタイルには、華のあるナチュラルメイクを。
ストリートカルチャーを踏襲したレディースブランド「コウガ」のデザイナー、甲賀加純さん。90年代のヒップホップ・アーティストたちからファッションやビューティの着想を得ることが多いと言う彼女がこだわるのは、ぷっくりとした魅惑的なリップ。 「トゥー フェイスドのリッププランパーは、友達のヘアメイクさんから教えてもらってから使っています。ふっくらとした唇を演出するプランパー成分が入っていて、つけた瞬間から熱くなり気持ちポテっとする感覚。血色も良くなりピンクになるので、ナチュラルメイクのときによく使います」。対する肌もナチュラルな仕上げがお好みとか。「みずみずしい感じが好きで愛用しています」という「スリー」の「アドバンスドエシリアルスムースオペレーター フルイド ファンデーション」は、天然由来成分84%で肌をなめらかに整え、フローレスな素肌のような印象に。肌全体が引き締まったようなハリ感をプラスしてくれる効果も。
トゥー フェイスド
0570-003-770THREE
0120-898-003
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アイ カラー クォード 27A ヴァージン オーキッド ¥10,780/TOM FORD BEAUTY アリィー カラーチューニングUV PU 40g ¥1,980(編集部調べ)※2022年2月のブランドリニューアルに伴いビーチフレンドリー処方になる予定。/カネボウ化粧品
透明感を引き出す、ラベンダー色に夢中の一年!
ファッションブランド「ロブジェクト」を手がける傍ら、マイスター資格を取得するほど美容にも精通。モデル・ディレクターとして幅広く活躍する菅沼ゆりさんが、この一年、もっとも心に残ったアイテムとは? 「今年はピンクやラベンダー系の色にはまった一年。キュッと目力が入る濃いブラウンと愛らしいピンクの組み合わせが秀逸。甘いだけではない、スマートで凛とした女らしさを引き出してくれます」とコメントするのは、トムフォードの名作「アイ カラー クォード」の「27A ヴァージン オーキッド」。そんな寒色系のアイメイクを引き立ててくれるのが、くすみのない澄んだ肌。「アリィー」のUVカットジェルは、 ノーファンデでも日やけ止めだけでくすみや毛穴をカバー。顔色全体をトーンアップし、儚げな印象に。「コントロールカラーとしての機能もあり、使うと透明感が増します。伸びもよく擦れや汗・水にも強いので、去年からずっと使用し続けています。2種類のカラバリで、その日の気分によって肌のニュアンスをチェンジできる点も便利」。
トム フォード ビューティ
0570-003-770カネボウ化粧品
0120-518-520
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ULTIMATTE MATTE LIPSTICK 611 MUST ¥2,290/ZARA パーフェクトエクステンションマスカラ ¥1,650/ D-UP
やり過ぎない、洗練されたモードメイクの必需品。
ファッションとリンクさせた、トレンド感のあるメイクアップを得意とするモデル、畠山千明さん。辛口なモードファッションにも負けない、攻めたカラー展開が話題になった「ザラ」のビューティラインに早くもご執心。「特に良かったのがマットリップ。ありそうでない、パープルブラウンの色味はリアルに付けられる絶妙な発色です」。ピタッとリップに密着しつつ、パウダリーなソフト質感が持ち味。「ディーアップ」 のマスカラは「軽めなテクスチャーですが、かなり伸びます。ヨレたりにじむこともないです」とデイリー使いに重宝する一品だそう。日本人の目の形に合わせたコンパクトなブラシで、使い心地も抜群。何度重ねてもダマにならず、自まつ毛のように自然に伸びるテクスチャーが高評価。毛肌を労わる、10種類の美容液成分を配合。
ザラ
www.zara.comディーアップ
03-3479-8031
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サスティナブル ホイップクリーム クレンジングソープ 200ml ¥4,950/BIOR ORGANICS(グレイスプラス) エンスロールマットリップス 05 ¥3,850/CELVOKE
憧れのカップルYOUTUBERに訊く、愛されメイクの秘密。
話題の「カップルYOUTUBER」のなかでもその先頭を走っている「なこなこcp」のなごみさん。自他共に認めるコスメ好きとして、VOGUE GIRL初登場にしてベスコス企画に参戦。日々のメイクを楽しむためにも、毎日肌をきれいにリセットするためのクレンジング選びには余念がないそう。今年の春に登場した「ビオール オーガニクス」の「サスティナブル ホイップクリーム クレンジングソープ」は上質な自然由来にこだわりながらも、ハイパフォーマンスな逸品。W洗顔は不要で美容成分でメイクもすっきりオフ。「精油の香りがふわっと広がり、肌にもやさしい処方です。ポンプを押すだけでもっちり泡で出てくるので、朝の洗顔としても便利です」とプッシュ。カラーコスメ部門でのお気に入りは「セルヴォーク」のリップ。「エンスロールマットリップス 05は、少し深みのあるブラウンレッドで秋冬になってからヘビロテ中。マット質感なのにしっとり潤い、使いやすいです」。ふっくらとボリュームのある唇にこそ、マットでスパイシーな色を合わせることでマチュアなムードを纏って。
グレイスプラス(BIOR ORGANICS事業部)
03-6277-1021セルヴォーク
03-3261-2892
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モイスチャーリップスティック グロウ 06 ¥3,960/UNMIX アプソリュ インテンシブエッセンス 30ml ¥44,000/LANCÔME
驚きと確かな手応えを感じる、今年生まれの新名品。
美容に対する深い愛情と探究心で、編集やライターからも熱い信頼を集めるのがモデルの松本愛さん。ベストコスメ企画に欠かせない彼女が注目したのは、ビューティークリエイターの吉川康雄氏が立ち上げた新ブランド「アンミックス」。話題となったリップコレクションから「モイスチャーリップスティック 06」をチョイス。「ボルドーカラーがシックでとても好みでした。大人のオーラを纏ったよう」。ブルーとレッド、ブラウンを加えたカラーは、一見大胆そうだけど、抜け感のある極薄膜テクスチャー。もっとも頼りになったスキンケアについては「ランコム」の「アプソリュ インテンシブエッセンス」をリコメンド。「滑らかなテクスチャーの美容液は、お肌をふっくらさせてくれます。美しい容器はサステナビリティに配慮したレフィル式。環境にも配慮されていることで、より心地よく使えます」。アプソリュシリーズに新たに仲間入りした美容液は、若々しい美肌を保つ鍵となるタンパク質に注目。肌細胞の生まれ変わりを促してバリア機能を強化。使うほどに息を吹き返したような美しさに。
アンミックス
03-5842-1840ランコムお客様相談室
0120-483-666
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アクセント カラー 100 ¥3,850/ANNA SUI COSMETICS ロゼット洗顔パスタ ブラックパール 90g ¥770/ROSETTE
プレイフルなメイクでポップな世界観を発信!
次世代のカルチャー・アイコンとして注目を集めるアーティスト。ポップな世界観の中にも、洗練された美意識を感じるMANON(マノン)さんのこだわりのセレクトには、「アナ スイ」の「アクセント カラー 100」がリスト入り。「アイスブルーはファッションにもよく取り入れているお気に入りのカラー。このアイグロスは偏光パールがたっぷり入っていて、90年代風のフロスティなお遊びメイクにも使えるし、2000年代初期のもっとクールな雰囲気にもアレンジすることも」。動きやすい瞼にもぴったりフィットする処方で、グロッシーな煌めきをさっと塗るだけで失敗することなく楽しめる。また、フレッシュな肌をキープするのに欠かせないのが「ロゼット洗顔パスタ」。「しっかり泡立ち、洗い上がりはすっきりなタイプが好み。まさにこの洗顔がぴったりです。毛穴がしっかり洗えている感覚で、ニキビ悩みが減った気がします」。ロングセラーブランドに今年仲間入りしたブラックパールは、ザラつきや毛穴悩みに集中的にアプローチ。主成分のイオウに3種のスムース スキンパウダーを配合して、毛穴レスな肌へ導く。
アナ スイ コスメティックス
0120-735-559ロゼットお客様センター
0120-00-4618
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レ ベージュ パレット ルガール テンダー ¥8,250/CHANEL フェイシャル トリートメント エッセンス アンディ・ウォーホル リミテッド エディション 230ml ※限定ボトルはコフレ¥24,200のセット販売のみ。(フェイシャル トリートメント エッセンス 通常パッケージ 230ml ¥24,200)/SK-II
ご褒美コスメを投入。目指すは大人の品のよさ!
ファッションでもビューティも、そのキャッチーなセンスで多くのフォロワーを魅了。タレント・モデルのミチさんは、今年のビューティについてこう振り返る。 「これまでオレンジ系のメイクが多かったのですが、今年は断然ピンク。上品で肌なじみの良いピンクが揃っているアイシャドウパレットをよく使いました」と「シャネル」の 「レ ベージュ パレット ルガール」をピックアップ。「レ ベージュ」シリーズならではの、肌なじみとナチュラル輝きが特徴。目もとを印象的に強調するエフォートレスな5色のアイシャドウは、シルクのようにきめ細かく、クリーミーな伸びの良さ。ベースカラーやハイライターなどマルチパレットとしても使える。またスキンケア部門で選んだのは、その手応えに改めて気づいたと言う「SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス」。限定のスペシャルパッケージで今年は話題を集めながらも、中身は変わらない、まさに不動の名品コスメ。酵母の発酵を経て生まれたピテラ™を90%以上配合したシンプルな処方。独特な浸透感でハリのあるクリアな素肌に導いてくれる。「敏感肌の私でも安心して使えています。速攻性があり、使う度、肌に元気を与えているようです」。
シャネル カスタマーケア
0120-525-519SK-II
0120-021325
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カラーファンデーション 05 SPF6 PA+ 20ml ¥4,950/RMK BQ トリートメントオイル 30ml ¥5,500/YOAN
カラーコントロールと保湿で、肌の土台から底上げ。
アンニュイなムードで独自の存在感を放つイットモデル・弓ライカさんのレコメンドアイテムは、「RMK」の 「カラーファンデーション」。「肌の赤みをカバーできるので下地としてメイクのはじめに仕込みます。軽いテクスチャーで肌に潤いも与えてくれます」と美しい陶器肌の秘密を明かす。その人の肌トーンに合わせて、自然な明るさを叶える新発想のカラーファンデーションは、下地レスでOK。色ムラやくすみを払いながらも、血色感など、足りないカラーだけを補う。潤いもしっかりキープして、しっとりとした保湿感のある仕上がりが1日中続くのも嬉しいポイント。また天然由来のオイルと発酵パワーを味方に、角質ケアと保湿を同時に叶える「ユアン」の「BQ トリートメントオイル」も愛用品のひとつ。「ベタつかず、 肌にすっと馴染むので使うタイミングを選びません。ボタニカルなやさしい香りも好みです」。天然由来成分100%の上質なオイルが角質層まで浸透し、肌を奥からしっかりケア。そして毛穴の開きや黒ずみにもアプローチ。洗顔後のブースターとして使ったり、クリームに混ぜてもグッド!
RMK Division
0120-988-271ユアン
0120-345-399