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人の口コミに頼るだけではない、自分軸のスキンケア選び。
2018年に岐阜県から上京し、モデルとしての活動を開始した七海(Instagram @yamaumi07)。そのキャリアは約1年と短いながら、雑誌や広告をはじめ多岐に渡って活躍中だ。スチールに加えて最近ではムービーも増えているようで、「今後は演技の経験を積んで、女優のお仕事もしたい」と意欲を燃やす。とにかく明るくフレンドリーで笑顔がデフォルトの彼女は、その印象同様に常にアクティブ。「基本は外に出ていたいタイプで、アウトドア遊びが大好きなんです。人と会うと色んな情報も交換できるし、美容に関しても知識が増えるのが楽しくて。今までは人にオススメされたアイテムをあれこれ試してきたタイプだったけれど、花粉をきっかけに、自分の肌が外からの刺激で荒れてしまうことが分かって。自分の肌は強くてトラブル知らずだと思っていたのに、違っていました(笑)。紫外線、ほこり、摩擦もそう。ヒリヒリと炎症のようなものを起こしてしまうんですよね。人それぞれ肌質も悩みも違うことに改めて気付いて、そこから自分の目できちんとモノ選びをするように。今、ようやく自分の肌にしっくりくるラインナップになった気がしています」。
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<上段左から>アクセーヌ モイストバランス ローション、フロムネイチャー AGE トリートメント フルイド、VT シカデイリースージングマスク、資生堂薬品 イハダ アレルスクリーン/本人私物
外的刺激を寄せつけない“フタ”で肌をガード。
朝のルーティンは必要最低限のラインナップで、摩擦をかけないケアが今の自分の肌には合っているのだと言う。「まず洗顔料は使わずに水かぬるま湯ですすいだら、アクセーヌの化粧水をハンドプレスしながら、擦らずにギューッ!と押し込むように塗っています。以前はコットンを使っていた時期もあったけれど、摩擦になりそうで全て手に。その後、シートマスクを朝晩するのが定番なんですが、朝はテカテカ・ベタベタになりたくないので軽めに、でもしっかり潤うVTのシカマスクを。潤いをたっぷりチャージしたら、AGEという乳液を重ねてフタをします。この乳液、結構コクがあって肌に入れ込んだ水分をしっかりキープしてくれる感じがするんですよね。もしこれでも乾燥が気になる!って日は、夜に使うアンブリオリスのクリームを重ねる日も。すぐ水分が蒸発してしまう気がして、しっかりフタをするのが私の中で大事なプロセスなんです」。アクセーヌはノンアルコールでみずみずしく、奥まで水分で満ちる感覚が好みなのだそう。そして朝の仕上げに、イハダのアレルギー物質を寄せつけないミストスプレーが欠かせない。「普段はファンデーションを塗らずに生活することがほとんどなので、なるべく外的刺激を肌に付着させないようにシュッと。サラリと仕上がって、付けると肌の調子も安定する気がします」。
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<左から>ニベア クレンジングオイル ビューティスキン、ラ ロッシュ ポゼ クレンジング ウォーター、ヒロインメイク スピーディーマスカラリムーバー、アクセーヌ クリーム フォーム
、DAMDAM マスク、アンブリオリス モイスチャークリーム/本人私物 -
<左から>ON&DO ホットマスク、Dr.G ロイヤルブラックスネイルクリームマスク、ファミュ ドリームグロウマスク (RR)、メディヒール ウォーターマイド エッセンシャルマスク/本人私物
1日の終わりは落としすぎないクレンジングと、たっぷりの潤いチャージ。
仕事でメイクをした日のメイクオフは、まず落としにくいまつ毛からスタート。「ヒロインメイクのマスカラリムーバーをまつ毛に塗布して、その後ビオレのクレンジングオイルで一度に洗い流しています。肌がつっぱることなくメイク汚れがツルンと落とせて、後肌がもっちりするのがお気に入り」。その後の洗顔も、肌に優しいアクセーヌを愛用中。「以前まではごっそり汚れが落ちるようなものが好きだったんですが、シンプルに余分なものだけを落としてくれるマイルドなタイプにシフトしました。普段は優しく、ときに肌がゴワつくなと感じたら、DAMDAMのクレイマスクを投入します。塗って洗い流すと、肌が柔らかくなるだけでなく、トーンアップまでする優れもの。既に2本目に突入しています」。その後は朝と同じ化粧水を手で押し込み、夜用のマスクをオン。「メディヒールは肌が皮むけしていても落ち着くほどの高保湿力で、Dr.Gはクリーム系のパックでもっちり肌に。ON&DOは顔にのせると温かくなって、浸透力が格段に上がるので特別な時に使うんですが、同じくファミュも値段が高めなので(笑)大事な撮影の前日に。肌が明るくなってもちっとします」。その後、アンブリオリスのクリームでフタをして就寝する。丁寧でシンプルなケアを継続しながらも、時にイレギュラーな日も。「どうしても疲れ果ててもう寝てしまいたい!ってときだけは、ふき取りタイプを使用することも。そんなときはラ ロッシュ ポゼのクレンジングウォーターをコットンにひったひたにして、優しく落とすようにしています。その日はかろうじて化粧水だけ塗って睡眠を優先するときも」。根詰め過ぎないケアも、また肌ストレスを引き起こさないための極意だそう。
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スキンケア、食事、運動。3つのバランスが美の基本。
「基本的に、健康的な食事をベースに生活することが大事」だと七海は言う。「便秘になると肌が不調になったりするので、肌と腸はやっぱり密接なんだなって年々実感するんです。今でももちろんお肉は好きなんですが、魚を食べるようになって胃が疲れないなって感じて。お味噌汁や根菜類、きのこ類など、昔から日本で食べられてきたもの中心の和食を多めに摂るようになったら、便秘もしにくくなったり調子もいいです」。食で腸活をしながら、お風呂に浸かって内蔵を温め、腸の動きを活発にすることも意識しているのだとか。また、運動も欠かさない。「約半年前に仕事がきっかけで走り始めたら、その爽快感とデトックス効果に病みつきに! 週3回ほど、5~10kmを走ってます。朝早起きしてたくさん汗をかくと、巡りが良くなって肌はツルツルになるし、カラダの新陳代謝もアップ。なにより、気持ちも前向きになるのですっかりルーティンワークになりました」。
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<左から>セタフィル モイスチャライジングローション、ウカ スカルプブラシ ケンザン、アヴェダ ホワイトバーチ ボディオイル、California Gold Nutrition Gold C/本人私物
顔の印象まで変わる、頭皮マッサージとの出会い。
ある撮影でヘアメイクさんがヘッドマッサージをしてくれた際に、自分の顔に変化が起こり、頭皮ケアに目覚めたのだと言う。「頭をほぐしてくれただけで、顔がキュッと上向きになって、目がパッチリ! 光の入り方も違って驚いて。それ以来、ウカのスカルプブラシでシャンプーをしながら、押したり頭皮を揺らしたりしています」。ボディケアはボディと脚用で2アイテムを。「肌の内側までしっとり感が得られるセタフィルのボディクリームは、韓国旅行の際に大容量をわざわざ買って帰ってきたほど。お風呂上りに全身に塗るのが定番です。さらに、脚にはセルライト防止も出来るヴェレダのオイルを。伸びを良くしたいので、セタフィルのクリームを2、オイルを1の割合で混ぜてから、ふくらはぎから上に向かってマッサージするように塗っています」。インナーケアは食が第一のため、流れ出やすいビタミンCのみを。「ヘアメイクさんに勧められて、iHerbで購入しています。朝晩2回飲んでますが、昔より肌がくすみにくくなった気がしているので、これだけは続けていこうと思っています」。