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“攻め”期を経て、今年やっと自分に合うスキンケアが分かってきた。
雑誌や広告をはじめ、ビューティからファッションと幅広いジャンルで引っ張りだこのモデルの高瀬真奈(Instagram @manatakase_)。現在は、女優やタレントとしてテレビ等でも活躍する人気者だ。撮影の度にニキビ一つないパーフェクトスキンで現れ、プロ意識の高さにスタッフはいつも感心するほどの美肌の持ち主だけれど、本人曰く「とにかく皮膚が薄くて赤みが出やすく、色素沈着もしやすのが悩み」なのだとか。「以前、ヘア&メイクさんにオススメされたものをあれこれ使ってみたり、シミ対策のケアをしてみたり、いわゆる“攻め”のケア期もあったんですが、逆にプツプツが出来たり肌質がオイリーになって肌バランスが崩れてしまって。それがきっかけで、今年に入ってからは自分の肌感覚を重視して製品選びをするようになったし、より良くするというよりは現状維持を続けるケアにシフトチェンジするようになりました。もちろん荒れてしまったら対処するけれど、手を加えて不調になるより、好調を保つための守りのケアの方が合っているみたいです」。
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<左から>オリス ボタニカルソープ ルノマド、シシ ホワイトタイムカプセル、ドクタージャルト シカペア セラム、シシ ロザリティ ウォータリーマスク、オサジ ニュアンス スキン フィックスミスト Yuusuzumi
手で肌に触れるのは厳禁! 肌に心地よいアイテムで朝ケアを。
「基本めっちゃシンプル人間なので、お気に入りのものを見つけたら浮気せずそれ一筋! このラインナップは朝の精鋭メンバーですが、肌の潤いマックスにしてくれるものばかりで肌が安定します」。ターメリック配合の固形石鹸を、ネットでたっぷりと泡立てて洗顔をするところからスタート。「手で触れると何かしら肌トラブルを引き起こす気がして直接触れたくないので、もっこもこにして洗ってます。シシの化粧水は自分が植物になったような気持ちになるくらい、肌がゴクゴク飲んでる!って感じがするのが気持ち良くて。手よりも清潔な気がするので、コットンにたっぷりと浸して摩擦をかけないように優しく潤します」。炎症を抑えるためにドクタージャルとのシカ美容液を塗り、シシのクリームを。「特に夜寝ている間の乾燥が気になるので、クリームは膜を張ってくれるタイプのものが安心するんです。朝は薄く塗って、夜はたっぷりスリーピングマスク感覚で塗布しています」。朝のスキンケアの最後に、オサジのミスト化粧水で追い水して完成。「いい香りと使い心地の良さで朝は気持ちまで目覚めるし、毎日持ち歩いて日中や夕方にも水分補給にシュッとしています」。
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<上段左から>シシ アイムユアヒーロー、アンティポディース キウイシードオイル アイクリーム、パナソニック 頭皮エステ サロンタッチタイプ EH-HE99、イグニス コットン、ベレガ セルキュア4T PLUS
夜は頭皮からほぐすことで、柔らかな肌感をキープ。
夜のスキンケアも至ってシンプルだという彼女は、やはり安心感重視のラインナップが並ぶ。「シシはどのアイテムも本当に優秀で、この2層式のふき取りメイク落としを愛用中。アイメイクまでしっかりオフできるのに、保湿もマイルドにピーリングも出来ちゃう優れもの! 製品名の“アイムユアヒーロー”も元気が出るから好きです。それをイグニスのコットンにひったひたにして、優し~くふき取ってます。イグニスのコットンは、唯一ヘア&メイクさんにいいよってオススメされて購入したもの。肌あたりが柔らかくて、美顔器のセルキュアにセットしたときもサイズ感が大きめで丁度いいんですよね」。メイクをふき取った後に美顔器の浸透モードで水分をググっと浸透させるのが毎日の定番だそう。次に朝も使用したシシのクリームをたっぷりと塗り、ハリが高まるアンティポディースのアイクリームをなじませて就寝する。それとは別に、“ほぐし”のケアも重視しているんだとか。「一時肌を引き上げるケアにハマっていたときに、なぜか肌が硬い……と感じた時があって。これは顔だけじゃなく頭皮からケアした方がいいのかも!?と思ったんです。そこで取り入れ始めたのが、ヘッドマッサージャー。毎晩のシャンプー時に、パナソニックの頭皮エステで頭だけでなく首まわりまで一気にほぐすようになったら、顔の皮膚まで柔らくなってきました」。
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最近、カラダの為にお茶を飲むのことにハマっているという。「過去に体に色んな不調が出て腎盂腎炎になってしまったときに、先生に代謝が良くないからとにかく水を摂りなさいって言われたんです。それからミネラルウォーターを意識的に飲んだりするようになったんですけど、お茶にすれば美味しいし楽しいって気が付いたんですよね。そこからハイドロフラスコの水筒に茶葉とお水を入れて持ち歩くようになりました」。そのお茶は、最近週1回通っているという砂風呂にも続くことに。「パシル・プティという老舗の砂風呂屋さんがあって、重みの圧が心地良いしむくみもとれるんですよ。しかも、そこで提供されるお茶が飲み放題で、美味しくて最高なんです!(笑)。たっぷり汗をかいた後に、抗酸化作用のあるハイビスカスティーとかを飲んでさらに排出する感覚がたまらない!」。お茶だけでなく、発酵食品やカカオニブのようなスーパーフードも意識的に摂取しているのだそう。「とにかく食に関してはピュアなものが好き。友達と外食するときもなるべく身体にいいものが食べたいので、率先して好きなお店を推したりしてます(笑)」。
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<上段左から>ミルボン ヴィラロドラ プロフェッショナル リベル ミルク、スック センティッド イルミネイティング ボディ UV WF、シンプリス UVディフェンス プロ、オースティン オースティン ネロリ・プチグレン・ボディクリーム、スアビナ オリジナルリップバーム、オサジ ボディシート Ryo
ボディケアは香りと使用感を重視で、楽しみながら負担なく。
肌同様に、髪のケアも意外とシンプル。「タオルドライした髪にミルボンのミルクを馴染ませてドライヤーで乾かすだけなんですが、頭皮にも手元にハンドクリームとしても使えるところが気に入ってます」。日焼け止めは信頼を置いているというSUQQUのもの。「まず香りが大好きなのと、UV効果だけでなく高い保湿力で使用感が好み。紫外線が本格的になってきたら、シンプリスの飲む日焼け止めを投入する日も」。ボディケアも厳選されたアイテムで必要最低限のケアが定番だ。「お風呂上りにはオースティン オースティンのボディクリームを塗るんですが、この保湿力が本当に凄いんです! オイルとかははじく感じがするのでちょっと苦手なんですが、これはちゃんと浸透して肌がふわっとします。外でベタつきが気になった時には、オサジのボディシートを。乾燥するものが多いけれど、これはさっぱりして程よく潤います」。ビューティの撮影をするときの多いため、リップケアも必須だ。「バームタイプが好きで見つけたのが、スアビナのリップバーム。爽やかで甘い香りもタイプで、しっかり潤いも守ってくれるお守りみたいなアイテム。外出先で指先の乾燥がきになったら、ちょんちょんって塗っちゃうときもありますね。以上、今回紹介したアイテムが本当に私の日常のスキンケアの全てかも! 過不足なく、シンプルなケアスタイルをこれからも続けていく予定です」。