20代、30代、40代....。年代別の肌悩みを解消する、 美容液の選び方とは？

そもそも美容液とは？

一般的に美容液は軽いつけ心地と高い効果が特徴の保湿液。含まれる成分によってジェルタイプかリキッドタイプに分けられている。フェイスクリームよりも皮膚の奥深くまで浸透し、肌の潤いを保ってくれる。

美容液を塗るベストなタイミングは？

もちろん美容液単体でいつでも塗布可能だけれど、化粧水やクリームなどその他のスキンケアアイテムと一緒に使用するのがオススメ。クレンジングやスクラブ、化粧水の後、なおかつフェイスクリームとUVケアの前というタイミングで顔から首まで塗るのが正解。

美容液の選び方って？

美容液の良いところは、アイテムによって成分や効能の違いが明白である点。そのため自身の肌質やお悩みにあわせたものを適切に選ぶことができる。乾燥肌の人は保湿力が高くヒアルロン酸が含まれているものを選ぶべきだし、エイジングケアをしたいならレチノールが含まれるもの、そして美白ケアをしたいのならばビタミンCが豊富に配合されているものがベスト。今回は、スキンケアブランド「Skin5」のプロデューサーで皮膚科医のアンジャリ・マフト氏に、年代別にチョイスすべき美容液の成分や特徴をASK！

20代：

「20代の肌はまだまだ若いけれど、20代半ばになると肌のコラーゲンレベルが下がり始めます。そのためビタミンAやレチノール入りの美容液を夜に使用することで肌のターンオーバーが促進され、細かいシワの発達を遅らせてくれますよ」

30代：

「肌のエイジングサインは、たいていの場合は30代から顕著になります。深い小ジワやくすみが目立ち、さらには色素沈着が起こりやすくなります。日焼け止めの下にビタミンC美容液を塗ることで、美白や抗酸化を促進してくれますよ」

40代：

「40代になるとエストロゲンの数値が下がり始め、肌が乾燥しやすくなります。クリームの前にヒアルロン酸入り美容液を仕込んだり、いくつかのアイテムを重ね付けしたりすることで乾燥から肌を守り、やわらかな肌質に近づきます」