インスピレーションは漫画のNANA。個性とヘルシーさで魅せるパンキッシュメイク。 【メイクレシピ：RIO】

カラーレスな眉とスモーキーアイでモードなパンクメイクを満喫。

パンキッシュなメイクとファッションがひときわ目を惹くモデルのRIOさん（Instagram：@n_cr0）。矢沢あいの漫画『NANA』が大好きだという彼女のデイリーメイクは、ブリーチした眉とスモーキーなアイメイクがマスト。「漫画のNANAの世界観が大好きなので、メイクもファッションもパンキッシュなスタイルが定番に。ただ、NANAと私とでは体格も顔つきもヘアスタイルも全く違うので、“自分なりのNANA”で楽しんでいます。今日は、グランジトップスにスキニーを合わせ、パンク感が強くなりすぎないようキレイめにスタイリング。キャットラインもやや控えめにして大人っぽくまとめてみました」

RIOさんのメイクは目元づくりが8割。「アイシャドウはブリーチした眉とのバランスをとって濃いめに。M•A•Cのパレットはダークトーンにラメが入っているのでキツくなりすぎず使いやすいんです。目頭から目尻へ向かってだんだん濃くなるようにグラデーションをかけつつ、センターは抜いて立体感と抜け感を出すのもこだわりです。マスカラはモテマスカラを上下にたっぷりつけてまつ毛をバサバサに。アイライナーは無印良品のもの。今日は控えめですが、もっと太く長くキャットラインにするときも。アイラインはパンクメイクのマストアイテムなので消費量はすごいです（笑）。目元が主役なので、リップはヌーディなマットリップでナチュラルに。KATEのアイブロウはノーズシャドウとして愛用。ライトカラーを眉頭の凹みからまっすぐおろして、鼻先の下をUの字に囲むように入れると、鼻筋がスッキリ見えるんです」

丁寧なスキンケアとハイライターで叶えるナチュラルなグロウスキン。

アイメイクが強めなので、土台の肌は極力ナチュラルに。「子供の頃からクマが目立ちやすく目元が暗く見えがちなので、コンシーラーやトーンアップ下地がマスト。マットな肌感があまり好きではないので、ベースメイクは素肌が潤っているような、自然で艶やかな仕上がりを目指しています。メイクを楽しむには土台となる肌のコンディションが重要になってくるので、スキンケアもしっかりと。きちんと洗顔をし、たっぷり保湿をしてから寝るという当たり前を真面目に守るのはもちろん、週に1〜2回の泥パックや半身浴、お水をたっぷり飲むことも肌のために続けている習慣です」

「アネッサは日焼け止め兼ベースとして愛用中。ラベンダーカラーなので、くすみがとんで肌がキレイに見えるので気に入っています。全体に塗ってスポンジで馴染ませたら、コンシーラーでクマとそばかすをカバー。ファンデーションはシュウ ウエムラを。マスクにつかないファンデーションを探して、やっとたどり着いたお気に入りです。パウダーは透明にフィックスできるNARSをチョイス。最後に、ラメが細かくクリームっぽい艶感がしっかり出せるTHREEのハイライターをチークボーンになじませマット感を和らげたら完成です」

鼻ピアスやフレグランスでパンキッシュスタイルに個性を。

鼻ピアスもパンクメイクの一部。気分によってデザインを変えて楽しんでいるそう。「リングタイプも使うけれど、今日は最近のお気に入りを。ドンキでたまたま見つけたものなのですが、お手頃で可愛いものが意外と多いので良くチェックしています。フレグランスもムード作りに欠かせないアイテム。パンクなスタイリングが好きだからこそ、爽やかさと落ち着きのある香りを選んでバランスをとるようにしています」

「イヴ・サンローランのモン パリなど甘く官能的な香りも好きですが、ここ半年良くつけているのが、ロエベのオーラ ピンクマグノリア。甘さがありつつも大人っぽく、落ち着きのある香りで気に入っています。手首になじませてから首筋に。服の裾にもシュッとひと吹きするのもこだわりです」

RIO’S RECIPE

・眉ブリーチ＆スモーキーアイでパンキッシュに。
・グロウな肌でメイク感を軽減。
・鼻ピ＆フレグランスでパンキッシュスタイルを自分らしく。