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目元に忍ばせた赤みゴールドのニュアンスが火照った肌にマッチ。
海外旅行の解禁ムードが高まる今年の夏。もしバカンスに旅立つことができるなら、どんなメイクで過ごす? 今回夏のバカンスにぴったりなメイクを提案してくれたのは、「BÉBÉ」エグゼクティブディレクターのMICHELLE(ミシェル)さん(Instagram: @michellevitamin)。「この夏はヴィンテージアイテムの買い付けでパリとアントワープに行く予定なので、せっかくなら南フランスのリゾートにも足を延ばそうと計画中です。今日は、南フランスのビーチをイメージして、日焼けして火照った肌に似合いそうなメイクに挑戦してみました。ポイントは、ほんのり赤みを感じるゴールドのトーンと、太陽に映える大粒ラメのギラッとした質感。目元と口元に赤みのニュアンスをプラスするだけで、肌の温度感が上がって一気にリゾートっぽい雰囲気になります」
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(左から)THREE インディストラクティブルアイライナー 08、UZU BY FLOWFUSHI アイオープニングライナー ベージュ、DAZZSHOP スパークリングジェム 13、NARS JAPAN ビジュー アイシャドーパレット
目元は、コッパー系のキラキラシャドウに効かせた、ベージュのアイラインが印象的。「まずは、アイホールにNARSのパレットのゴールドラメをのせます。このゴールドは、大粒ラメなのに品があっておしゃれにまとまるのが好き。コッパー系の色合いも絶妙です。目のキワには、同じパレットのブラウンをぼかして陰影をプラス。下まぶたには、DAZZSHOPのコーラルゴールドをのせています」ユニークなのが、ブラウンとアイボリーの2色を使ったアイラインの重ね技。「ラインは、THREEのブラウンで目尻に長めに下書きしてから、UZUの白っぽいベージュを少し上にずらして重ねています。ベージュの下からブラウンがちらっと見える感じが可愛くて気に入っています」
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ナチュラルスキン&アイブロウが醸し出すトムボーイな魅力。
どことなくボーイッシュな雰囲気を演出するのが、「実は、一度もお手入れをしたことがない」というナチュラルなアイブロウ。「もともとの自分の眉のフォルムが好き。眉メイクは、キャンメイクのアイブロウパウダーですき間を埋める程度です。毛並みがボサボサだと垢抜けないので、GlossierのBoy browでしっかり上向きに整えています」肌は、いつもストレスフリーでいたいからノーファンデ主義。ベースメイクは、気になるアラをカバーする程度で極めてミニマム。「SHIROのコンシーラーを指先でポンポンとのせて、クマや頬の色ムラの気になる部分をカバーしています。その後、SHIROのハイライターを頬の高いところになじませると、フレッシュなつや感が出て夏っぽい肌になります」
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(左から)GLOSSIER Boy Brow Clear、SHIRO TPコンシーラーB 8H02、同 シルク ハイライター 8H03、キャンメイク ミックスアイブロウV 02
アンチ日焼け派が主流の中、日焼けに対するポジティブなマインドは何だか新鮮。「ファンデはもちろん、日焼け止めも好きじゃないから塗りません。夏の紫外線対策は、飲む日焼け止めオンリー。それにリゾートでは、日焼けして肌がほんのり赤くなった感じも逆に可愛いかなと思っています」ノーファンデに耐えうる肌をキープするためには、とにかく運動と発汗が大事! とのこと。「高校時代は部活少女だったこともあり、日々何かしら運動するのが習慣になっています。筋トレは毎日、週3回はランニングするのが目標。運動してたくさん汗をかくと、翌日は肌がピカピカ。老廃物が溜まりにくい状態をキープするのが、ヘルシーな美肌を保つ秘訣です」
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レッド×ブラウンのブレンドで日焼け肌になじむ絶妙カラーに。
リップはレッドにブラウンを重ねて、肌なじみをコントロール。「目元のゴールドとのバランスを考えて、リップは赤みのブラウンに。まずメイベリンの赤を塗ってから、HINCEのマットブラウンを重ね塗りしています。思いつきで手持ちの2本をミックスしてみたら、良い感じの色になりました。輪郭をとらず、ラフに塗る方が雰囲気が出ます。ビオデルマのリップクリームは、しっかりうるおうのにベタベタしないテクスチャーだから、下地にぴったり」リップのカラーとリンクするような朱赤のネイルは代官山「yuovirth」でオーダー。「ショートネイルにあれこれアートを盛り込んだポップなネイルが好き。服のデザインからインスピレーションをもらって、ネイリストさんと相談しながらデザインを決めています」
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(左から)ドランク エレファント ティーエルシー グリコリック ボディローション、NINE マルチスタイリングオイル、ビオデルマ アトデルム リップスティック、メイベリン カラーセンセーショナル リップスティックN 604、HINCE NEWムードインハンサーマット M015
ヘルシーなリゾートスタイルを完成させるため、忘れてはならないのがボディとヘアの保湿。「きれいに日焼けしたいから、ボディの保湿はマスト。ドランク エレファントのボディローションはサラッとしているので、日焼け後のお手入れに最適です。乾燥しないよう、マメに保湿します。ヘアオイルは、ホーユーのNINE マルチスタイリングオイルを愛用。ドライヤーの前と後でなじませると、まとまりがよくなってツヤも出る隠れた名品です」トレードマークのショートヘアは、週1回のメンテナンスでスタイルをキープしているそう。「ヘアは、『Vacilando』の細野さんに担当してもらっています。ファッションが締まるし、気分も上がるので、やっぱりショートが一番です!」
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MICHELLE’S RECIPE
・目元&口元の赤みニュアンスで体温を感じさせて。
・ベージュラインでゴールドアイに個性をひとさじ。
・日焼け後の肌の赤みも味方につけてバカンスを満喫。