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眼差しにリッチなキラキラを纏って。
新しい年の始まり、どんなメイクでイメージを刷新したい? 今回セルフメイクを披露するのはフリーランスのヘアスタイリスト、モリハルナ(Instagram @mori_haru7)。本業の傍らヘアアクセブランド「hood」を手がけるなど、ファッション感度の高い彼女。最近気になっているのは、ゴールドをさりげなく効かせた“大人なシャイニーメイク”。「今年はアイシャドウもアイライナーもキラキラが気分。ただ色のチョイスを間違えると子供っぽく見えてしまうので、カラーは肌馴染みの良いゴールドに絞って、さりげなく主張するように心がけています」。中でも気に入っているのが、アディクションの6色パレット。ゴールドベージュでふんわりと囲み目にしたら、キラキラのサーモンピンクを目頭に。続いてゴールドのライナーでまぶたのキワを囲み、まつげも暖色系のシャイニーな色で仕上げたそう。「マスカラは黒を使うことが多いですが、印象を抜きたいときはゴールドやオレンジで。光の角度によって、まつげのニュアンスが変わって可愛いんです」
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<右上から時計まわりに>アディクション コンパクト アディクション “センス オブ クラリティ” 101 ダウンリフレクション、アニヴェン カラーリングソフトアイライナー デイブレイク、ドルチェ&ガッバーナ パッションアイズ インテンスボリュームマスカラ 4 DIVINE GOLD、アディクション ザ マスカラ カラーニュアンス WP 004
パレットは捨て色があって使いにくい、という概念を覆してくれたのが、ウォームカラーで統一されたアディクションのアイシャドウ。「昨年の秋に出た限定色なんですが、発色もラメも上品で使いやすくて、値段に見合った仕事をしてくれます(笑)。アニヴェンのアイライナーは何色か持っていますが、いろんな色を試せる手頃な価格帯と、優しい描き心地が気に入っています。ゴールドのマスカラはドルチェ&ガッバーナ。インスタで一目惚れしたのですが、2度塗りするとゴールドがきれいに発色され、ボリュームも申し分ないです」。さらに下まつげに重ねたのが、アディクションのオレンジマスカラ。上下で色を微妙に変えることで、絶妙なニュアンスがプラスされる。
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肌は極薄に仕上げ、眉は毛流れを整えて。
リップはアイシャドウとの相性を加味して、ブラウン系の落ち着いた色に。ベースメイクはマスク生活ということもあり、モイスティーヌの日焼け止めとナーズのコンシーラーで、素肌感を残しつつ極力薄づきに。仕上げにヨウのハイライターで、頬骨や鼻筋、眉の下にツヤを仕込むのもポイント。「あと譲れないパーツといえば眉ですね。もともと毛は多いほうなんですが、眉尻が太く毛も下がり気味なので、自分でパーマをかけて毛流れを立たせています。ペンシルやパウダーは使わず、リキッドタイプのアイブロウライナーで眉頭や足りない部分に1本1本毛を描き足していくと、仕上がりも自然です」
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<左上から時計まわりに>ヨウ ニュアンススキンカラー ハイライト&チーク 02、ナーズ ラディアント クリーミー コンシーラー、ラカ ワイルドブロウシェイパー、アディクション アイブロウリキッド マイクロ 004、アディクション ザ マット リップ リキッド 009 ペルーヴィアン ブラウン
肌は日焼け止めをぬったあと、コンシーラー&ハイライターでクイックに仕上げるのが定番。「スキンケアを丁寧に行うようになってから、ベースにあれこれ塗らなくても肌のコンディションが良好に。ナーズのコンシーラーは色の展開が豊富で、ライトな使用感だけどカバー力ばっちり。ヨウのハイライターはナチュラルなツヤが魅力で、自然に光を取り込んでくれます」。リップはアディクション。マットで深みのある色が気に入っていて、色違い何本か揃えているそう。「眉はラカのブロウシェイパーで立たせたあと、アディクションのアイブロウライナーで毛を足しています。ラカはリピートしまくっていて、いままで使ったどの眉マスカラよりも優秀だなと感じます」
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ゆるさが鍵、抜きっぱなしのブリーチヘア。
職業はヘアスタイリストだけど、自身の髪に関しては至ってラフ。たいてい後ろでくるっと巻いて、アストロロジーストアで購入したキャップをかぶっていることが多いという彼女。「人の髪を触っていると、意外と自分には興味がなくなちゃって(笑)。ここ何年かはブリーチして抜きっぱなしです。色のある服を着ることが多いので、金髪が一番落ち着くんですよね。上からカラーを入れていないのでケアしやすいし、週1でムラサキシャンプーをすれば根元がのびてもグランジ感が出て可愛いんです」。ちなみに今年の3月には、知人と学芸大学にヘアサロン「GROOVY」をオープン予定。センスにピンときた人はぜひ足を運んでみて!
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<左上から時計まわりに>オー・オイル、フッド ヘアコーム&かんざし
ヘアアレンジで使ったのはオー・オイルのみ。テクスチャー軽めで使いやすく、毛先につけてシフォン結びに。かんざし風のコームは、自身がディレクションを務める「hood」のもの。「アクリル樹脂の会社に声をかけていただき、一緒にヘアアクセを制作することに。受注販売で生産しているので、オーダーから手元に届くまで1ヶ月くらいかかるのですが、刻印でイニシャルを入れることも可能です」
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HARUNA’S RECIPE
・シャイニーなゴールドで目元に遊びを。
・素肌感を意識した、極薄ベースメイク。
・リップはブラウンでトーンを落ち着かせて。