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まぶたの輝きとルージュが織りなす、知性のバランス。
ガール世代はTPOでメイクをどんな風にチェンジしてる? 今回はビジネスシーンのメイクマナーを、アパレルブランドSHEERのディレクター、川島レイチェル(Instagram @_rachel1001)にインタビュー。「例えば商談時など、適度なフォーマル感って必要ですよね。だから全てのパーツを主張するのではなく、赤リップにポイント置いたメイクに。目元は濃い色は使わず、肌馴染みのよい色で輝きをプラスするだけに留めるようにしています」。アイメイクで使ったのはスリーの4色パレット&リキッドシャドウ。オレンジをアイホールに広げ、その上からベージュのリキッドシャドウを重ねづけ。さらに目尻側にゴールドを足し、最後にマスカラでまつ毛に存在感をもたせたそう。「アイシャドウを濃くしないかわりに、まつ毛はしっかり主張させたくて。ビューラーでカールさせたあと、マスカラ下地を仕込んで長さとボリュームを出していきます」
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<左上から時計まわりに>スリー ディメンショナルビジョンアイパレット 11 ペルセポネアウェイクニング、スリー アルカミストツイストフォーアイ X05 、エテュセ アイエディション、ケイト アイブロウペンシル BR-3、メイベリン マスカラ ボリューム エクスプレス マグナム WP N 01 ブラック ウォータープルーフ ボリューム
「スリーのアイシャドウパレットは友達に勧められ購入。カラーシャドウが苦手な人でも比較的トライしやすい色ばかり。スリーのリキッドシャドウは3年前からリピート中。発色がよく二重の溝にシャドウがたまらないのでおすすめです。マスカラはメイベリン。デパコスもたくさん試したけれど、これが1番カールがキープできて落ちにくいです」。眉毛はエテュセのマスカラ下地で毛流れを整えたあと、ケイトのアイブローペンシルで輪郭をしっかりと。こちらも繊細に描けて使いやすいそう。
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光で欠点をカバー。ツヤを仕込んだ透けマット肌。
リップは基本的に赤系を選ぶことが多いという彼女。「今日はスリーのリップをベースにぬったあと、ネーミングのティントを中央にポンポンとつけてツヤを足しました。少しオーバーリップ気味に、アウトラインをしっかり描くのが好きですね」。ベースメイクは下地でトーンアップさせ、クリームファンデとコンシーラーで毛穴や赤みをしっかりカバー。目頭や鼻先、頬骨、顎にハイライトをポイントで仕込んで、自然なツヤを湛えたナチュラル肌に仕上げているそう。
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<左から>ネーミング デュイ グロウ リップティント PEEPY、ジョンマスターオーガニック リップカーム パイナップル 、スリー デアリングリィディスティンクト リップスティック 03
「メインで使ったスリーのリップはこれで5本目(笑)。なめらかな塗り心地だけど仕上がりはマットで、これ1本ですぐ出かけられちゃいます。ネーミングのティントは友達にプレゼントでもらったもの。ツヤが欲しいときにグロスっぽく足して使っています」。せっかくのマットリップも乾燥していたら台無しなので、メイク前にジョンマスターオーガニックのリップクリームで、しっかり保湿を行うことも大切とのこと。
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<左上から時計まわりに>クレ・ド ・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン、ビズゥ エンハンシングスティック エメラルドグリーン、ユイラ フローレス クリーミィコンシーラー、ユイラ シー ザ マジック トーンアップ クリーム、シャネル ボーム エサンシル スカルプティング
「下地とコンシーラーは韓国コスメのユイラ。肌にすっと馴染んでトーンアップしすぎないところが気に入っています。ビズゥのスティックコンシーラーは、赤みを消してくれてカバー力もばっちり。クリームファンデーションはクレ・ド ・ポー。お値段はけっこう張りますが、つけてる感が少なく、自然な素肌感が演出できるので優秀です」。人気のシャネルのハイライターは、みずみずしくてよれないところがお気に入り。光を集めて肌のアラを自然と飛ばしてくれるそう。
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サラサラの黒髪ボブで、仕事人オーラを漂わせて。
顎下で切りそろえたシャープなボブは彼女のトレードマーク。「内巻きのヘアがあまり好きじゃないので、毛先はいつも切りぱなしに。地毛が明るいので、黒く染めてモードっぽくしてもらっています」。よく通っているサロンは、Kate、siki、Hotelyの3軒。スタイリングするときはオイルとバームをミックス。気分によってサイドの髪を耳にかけ、ピアスやイヤーカフとのコントラストを楽しんでいるそう。
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<左下から時計まわりに>ケイト ジェントリーバーム、ムードトーキョーヘアオイル、ディプティック オードパルファン フルール ドゥ ポー
「スタイリング剤はサロンで購入することが多いですね。KATEオリジナルのヘアバームは、手のひらで馴染ませるとオイルっぽくなり、ワックスほどベタベタしないのでまとめたいときに重宝します。ヘアオイルはSHIKIオリジナル。テクスチャーがさらっと軽くて、いい感じにパラッと束感が出ます」。長年愛用している香水はディプティックのフルール ドゥ ポー。ムスク系なのにメンズでもつけられる爽やかな香りで、こちらもおすすめ。
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RACHEL’S RECIPE
・赤リップで大人の品格をアピール
・目元は肌馴染みのシャドウで質感だけをプラス
・ツヤをほのかに含んだ透けマット肌