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女性らしさを印象づける、ふんわり囲み目。
好きなことは突き詰めてこそ自分のものになる。今回フィーチャーするのは、あふれんばかりのコスメ愛をSNSにて発信、プロ顔負けの“ビューティオタク”として注目を集めるモデルの松本愛(Instagram @aimatsumoto_45)。高校生のときにティーン誌で モデルデビュー。10代からセルフメイクを披露する機会が多かった彼女は、試行錯誤を続けるなかで幅広いコスメの知識とメイクスキルを身につけていったそう。「気になったものは深掘りするオタク気質なところがあって。気に入ると色違いで集めたり、昔はメイクの小技を書き留めたネタ帳なんかも作っていました(笑)」。そんな彼女がいまご執心なのが単色のアイシャドウ。暖色系を中心にコツコツ集め、自由に組み合わせてオリジナルなアイメイクを生み出すことにハマっている。「フィギアやマンガを集める感覚で、アイシャドウもコレクションしちゃうんです(笑)。今日はその中から使いやすい3色をチョイス。上まぶたにモーヴピンク&青みピンクでグラデをつくり、涙袋にもオレンジをのせて囲み目風に。この秋はカラーマスカラで、まつ毛に色を取り入れるのも気分ですね」。柔らかな目元にあわせて、眉毛も少し赤みのあるコッパー系に。深みのあるオレンジレッドのリップで、可愛いだけじゃない成熟した女性らしさをプラスしたところもポイント。
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<右上から時計まわりに>セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー 07、スリー アートエクスプレッショ二スト マスカラ 02、セルヴォーク シュアネス アイライナーリキッド M EX03、スリー デアリングリィディスティンクト リップスティック 10 イ ンナーシティ、スック トーンタッチアイズ 106 花氷、スック トーンタッチアイズ 16 染芥子、スック トーンタッチアイズ 18 桃 雫
主役の単色シャドウはすべてスック。「10代の頃からファンだったけれど、26歳を迎えた今、ようやく似合うようになってきたなって。しっとりした粉質や、ほかにはないカラー展開、トーンの強弱がちゃんと出せるところが気に入っています」。セルヴォークのアイブロウパレットは、再入荷を待って手に入れたお気に入り。「カラーマスカラはスリー派。マスカラ液が上質でダマになりにくく、塗りやすさはピカイチ! セルヴォークのアイライナーは筆が柔らかくて描きやすい。まつ毛の隙間を埋める感じで使っています」。スリーの新作リップは、マットながらほどよくツヤ感があって塗り心地も軽め。するっとひと塗りできれいに発するので重宝しているそう。
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辿り着いたのは、自分らしいピンクのグラデーション。
愛らしさ満点のピンクのグラデーション、控えめにきらっと光るラメ。この秋は暖色系のアイシャドウが気になるという彼女。 「スモーキーなカラーだとなかなか遊ぶのが難しいですよね。でも肌色に近いピンクや赤、オレンジだと、たとえ冒険しても失敗した風に見えないので、好きな気持ちだけで存分に遊べるというか(笑)。メイクが苦手な方でも気軽に取り入れやすいと思いますよ」。ガーリーな顔に見えるから、という理由で今まで敬遠していたピンクも、色の選び方や入れ方によってはおしゃれ感を出せることを、大人になって学んだそう。
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<左上から時計まわりに>コスメデコルテ アイグロウ ジェム RD 400 レトロノーブル、トーン ペタル アイシャドウ 29 ピンキー レッド、マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ BE330 マサラチャイ、M・A・C スモール アイシャドウ キープ ステイル (限定)
最近気に入っているというピンクのアイシャドウコレクションがこちら。「コスメデコルテのアイシャドウは、二重幅に入れるだけでメイク映えする顔に。瑞々しいテクスチャーも好きですね! トーンの2色シャドウは、色を混ぜたり塗り方をを変えるだけで、いろんな表情が引き出せる優れもの。マジョリカ マジョルカは涙袋によく使っていて、流行りの韓国メイクに簡単にトライできます。M・A・Cのピンクは今年の限定色。二次元的なピュアで可愛らしい色に一目惚れして購入しました」
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マットすぎず、ツヤすぎない。質感にこだわったベースメイク。
絹のような滑らか肌も彼女のチャームポイント。目元やリップと同じように、ベースづくりにも確固たるポリシーを持っている。 「いまツヤ肌が流行っていますが、テカテカに見えるのはどうしても避けたくて(笑)。ほどよく水分を含んでそうな瑞々しい肌づくりが理想ですね。最近買って良かったのは、イヴ・サンローランのUV下地。美容液っぽいテクスチャーで、スキンケアの延長線上で内側から潤ってる感が演出できるんです」。風になびくサラサラヘアは、表参道のサロン「KATE」にてカット。お風呂あがりにレプロナイザー 4D plusのドライヤーを使ってしっかり乾かすことも、美髪を保つ上で欠かせないのだとか。
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<左上から時計まわりに>シャネル レ ベージュ フリュイド アンルミネール ベル ミン パーリーグロウ、シャネル プードゥル ユニ ヴェルセル リーブル 10 ランピッド、イヴ・サンローラン ピュアショット UV50、スック ザ クリーム ファンデーション 120
「クリームファンデーションはスックを愛用。少量で肌をきれいに見せてくれて、これに変えてから肌を褒められることが多いで す。マットすぎずツヤツヤでもない自然な仕上がりで、イヴ・サンローランの下地とも相性が良いみたい! シャネルのリキッド ハイライターは、ベースとして使えるくらいの柔らかなテクスチャー。重ねても邪魔にならいし、欲しいところに光を集め、きっちり役目を果たしてくれます。シャネルのパウダーは雑誌でおすすめされていて購入。キープ力がすごくて、これをつけていれば嫌なメイクの崩れ方にならないんです」
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<右上から時計まわりに>セルヴォーク カムフィー ブラッシュ 06a ピンクアーモンド、RMK ルミナス ペンブラッシュコンシー ラー 04、RMK ルミナス ペンブラッシュコンシーラー 01、スック インテンス カバー コンシーラー
自他ともに認めるコスメオタクの彼女。取材していて驚いたのは、下地やファンデ、パウダーのほかに、コンシーラーを3種使って いること! 「カバーしたい部位によって、コンシーラーの色も使い分けるのは自然なのかなと。鼻の横や広角にはRMKのベーシ ックなニュアンスピンク、目元のクマにはRMKの補正効果の高いオレンジを使っています。ピンポイントでニキビを狙いたいとき は、スックのチップタイプがおすすめ。ポンポンと指でたたいてなじませると、ニキビが自然に消えます」。セルヴォークのチー クは、ヘアメイクさんも御用達という超人気アイテム。色づきがとにかく自然で、顔がしまって見えるそう。
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AI’S RECIPE
・単色アイシャドウを使った柔らかな囲み目
・リップは深みのあるオレンジで大人っぽく
・コンシーラー3種使いでベースメイクの質をUP