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イベントが盛りだくさんの12月。気合いいっぱいのドレスアップで、周りの視線を一手に引きつけたい! 今回、ガール達にパーティメイクを指南してくれるのは、フォトグラファーとして活躍する傍ら、下北沢のヴィンテージショップ「KALMA(カルマ)」でスタッフを務める山口真帆(Instagram:@maho___yamaguchi)。透き通るようなドーリー肌とヴィンテージファッションがトレードマークの彼女は、ハレの日の自分をどんな風に演出する? 愛用コスメからヘアのアレンジ法まで、気になるポイントをASK! 「パーティで大切にしているのは“ナチュラルな非日常感”。目元に大粒のラメを取り入れたり、肌や唇にツヤっぽさを足したり。普段のメイクの延長戦上ながら、キラっとしたテクスチャーで華やかさを楽しみます」。上下のまぶたにオレンジゴールドのアイシャドウを広げたら、ブルーのアイライナーで目のキワに陰影を。ラインを少し跳ね上げてキャットアイにするのもこだわりなんだそう。「アイライナーはいつもブラウンですが、ブルーにチェンジしてラインの形を変えることで艶っぽい雰囲気に。白目もきれいに見せてくれます」
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<左から時計まわりに>イニスフリー マイアイシャドウ グリッター 04番、レ・メルヴェイユーズ ラデュレ アイブロウ パレット 02、ディオールショウ オンステージ ライナー 296 マットブルー
まぶたに彩りを添えるのはイニスフリーのキラキラシャドウ。ザクっとしたラメ感、鮮やかな発色が気に入って何色か揃えているそう。ディオールのリキッドライナーは、描きやすくてにじまず、リピートし続けて5本目なんだとか。「ブリーチした眉は、ラデュレのアイブロウパレットを使ってオレンジ色に。真ん中のブラウンで輪郭をなぞったあと、スクリューブラシを眉マスカラに見立て、右のオレンジを塗っていきます」。この2ステップによって眉に繊細な立体感が生まれるそう。
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渋谷のblocでカラーリングした赤髪のボブは、ハレの日を意識してハーフアップに。「ブラウスがかっちりした雰囲気なので、髪は後毛が残るように適当な感じでまとめてみました。デコルテに抜けをつくって、大ぶりのイヤリングでアクセントを足したのもポイントかな」。洋服を引き立てる真っ白なツヤ肌は、ディオールのパール入りの乳液下地と、RMKのコンシーラーを使ってメイク。「くすみは厚塗りでカバーするのではなく、ツヤで飛ばすようにしています。そのほうが肌がいきいきキレイに見えるんです」
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<左から>ディオール スノー パーフェクト ライト、RMK スーパーベーシック リクイドコンシーラー N 01、RMK インジーニアス パウダーチークス N 14 ソフトピーチ、RMK フェイスブラシ
顔色が悪いのが悩みという彼女が、最近使って良かったのがディオールの乳液下地。「ピンクがかったクリームが血色よく見せてくれ、自然にトーンアップできます。パールで自然なツヤがメイクでき、ホワイトニング効果もあるところも好き」。RMKのコンシーラーはハイライトがわりに使用。主に鼻筋と目の下あたりにのばしているそう。「チークはRMK。私の肌の色にはオレンジとかコーラル系が似合うらしくて。頬からアゴにかけてシェーディングっぽく入れて、血色を足しています」
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ブラウスのムードに引っ張られるように、リップも艶やかな赤リップに。光沢のあるグロッシーな唇が品よくセクシー。「いつもはマットリップが多いのですが、今日は目元のキラキラに合わせてツヤツヤの質感を演出しました。色味は真っ赤というより少しオレンジ寄りなほうが、自分の顔にはしっくりきますね」。パーティのときは、食事をしても落ちにくいティントタイプのリップを愛用。唇を肉感的に見せるために、最後中央にちょんちょんとリップ重ねて濃淡をつけるのも忘れない。
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<左から>ディオール アディクト ラッカー プランプ 758、ビュリー ユイル・アンティーク チュベローズ・ドゥ・メキシク
ディオールのリップはティント仕様。見たままの鮮やかな発色を長時間キープしてくれ、とろけるような質感はもちろん、官能的でボリューミーなツヤもメイクできるそう。「ヘアのスタイリングにはビュリーのオイルが大活躍。友達からプレゼントでもらったのですが、髪にも肌にもマルチに使えて便利。部屋に置いていても可愛いし、甘い香りもすごく心地よくて癒されます」
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MAHO’S RECIPE
・乳液下地でつくるドーリーなツヤ肌
・目元はざっくりラメでゴージャスに
・赤リップでぷるんとした唇をメイク