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どこかオリエンタルなムードが漂い、独自の空気を放つ今注目のit モデル、望月カオリ。DEW MagazineやSUKEBAN MAGAZINEなど、インディペンデント系雑誌に多く登場し、現在じわじわと注目を浴びている。「ここ最近“メイクをマイナスする”っていうことに開眼したんですけど、それまでは水色とかネイビーとか、カラーライナーを引いたりする足し算メイクが好きだったんです」と言う。「でも今はリップを主役に目元を抜いた、引き算メイクが好き。今日はピンクリップだけど、普段はコーラル系が多いですね。夏になったらまた白とかイエローとかのアイラインが復活するかもしれないけど。今日のピアスは、ちょっとその兆しを忍ばせたくて(笑)」と語ってくれた。
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「メイクで一番のこだわりは、眉ですね。自眉のように描けるように、プロダクト選びにもこだわります。逆にベースメイクはかなりシンプル。ノーファンデ派で、かなりミニマルかも」。
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シュウ ウエムラ ブロー スウォード シール ブラウン
「ちょっとグレイッシュなブラウンで、このアイブロウペンシルの色がすごい自眉に近いんです。眉下のラインの毛流れを整えるイメージで描き足すと、抜け感のある仕上がりに。ある程度しっかり描いても、このペンシルならナチュラルなんですよね」。
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「リップに主張があるので、今日は目元はキラキラの質感で夏っぽさを出してみました。同じように、チークも唇に色味がるので無くてもいいかな、と。メイクとのバランスで今回は引き算しました」。
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左からアディクション ザ アイシャドウ Super Moon、ランコム ヴィルトゥーズ ドールアイ
「目元はキラキラで夏っぽさを出して、まつ毛をちょっとだけキレイに見せるくらいに」。アイホールに指でアディクションのシャドウをのせて、上下まつ毛を繊維入りのマスカラで軽く長さを出すように。
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左から資生堂 インテグレート ボリュームバームリップ N PK487、NARS リップスティック 1002
「キリッとした印象になりやすいので、丸みのあるフォルムがこだわりです」。ダスティなNARSのベージュピンクを少しオーバーに丸く唇全体に塗った後、中央内側いインテグレートのピンクリップをレイヤードして、指でポンポンとなじませる。グラデーションっぽく仕上げることで、こだわりを感じさせて。
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KAORI‛S RECIPE
・ミニマルなベースで潤い肌を作る
・抜け感のあるリアルで柔らかな眉に
・目元は輝きにとどめてグラデリップで主張を