世界でいちばんヘアメイクへの探究心にあふれた東京ガールズへ。ポップ&キュートで最高にフォトジェニックなメイクのコツをプロがレクチャー! 人気アーティストが教える“セルフィー映え”LOOK。第四回目は、NAGISAさんがモードなビタミンカラーメイクを伝授。
※本企画は全編スマホで撮影したVOGUE GIRL特別増刊号より抜粋

くすみ色を混ぜて抜けを出す、モードなビタミンカラーメイク。
インスタ映えするスポットは、色が印象的に使われていることが多い。セルフィー映えするメイクもカラーのインパクトが重要だと思います。ただ、全部をがんばるのではなく、抜けを作るのがモードに見せるポイント。目もとはマットなほうが映えるので鮮やかなグリーンを、リップは渋めのオレンジにしてバランスをとるとか。眉にキラキラ感をトッピングすれば、抜けと遊び両方を演出できます。
ロンドンを拠点に活動後、東京へ。雑誌や広告、ファッションショーでメイクを手がけるほか、雑誌「Union Magazine」の制作に携わるなど多方面で活躍。
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左から ジンジャーリップバター 9C06 ¥3,800/SHIRO(ローレル)、スモール アイシャドウ ニュー クロップ ¥2,500/M・A・C、ディオールショウ オンステージ ライナー 461 ¥3,600/DIOR(パルファン・クリスチャン・ディオール)、クロマグラフィック ペンシル ランドスケープ グリーン ¥2,200(表参道店限定色)/M・A・C、スターリットグリッター S107 ¥2,500/MAKE UP FOR EVER(メイクアップフォーエバー)
<HOW TO>
鮮やかなグリーンのマルチペンシルで、アイホールの凹みにダブルラインを。ペンシルを寝かせて色づけすると、自然なグラデがつくのでお試しを。ダブルラインのエッジの部分だけにヴィヴィッドグリーンのパウダーシャドウを重ね、際立たせます。目頭も目尻もあえてすき間をあけ、抜けを出すように。さらに、上まぶたのキワにちょっとくすんだグリーンのリキッドライナーでアイラインを。リップには、渋めのオレンジをチョイス。目もとがフォーカスされるよう、リップのアウトラインをぼかし印象をやわらげて。仕上げは、眉にグリッター。透明の眉マスカラで毛並みを立たせた上から、平筆でシルバーグリッターをトッピング。「グリッターを落とすときは、マスキングテープを使うと簡単にオフできます」。
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Tシャツ¥7,000/HUF(ハフ ジャパン) その他スタイリスト私物
光を集めて視線も集中! 遊びのあるキラキラ眉毛。緑とオレンジ、両方と相性のいいシルバー系グリッターを眉毛にON。きらめき系は影では映えないから、十分な光のある所で撮影するように。ちょっとアゴを上げれば、目の下のクマも消えてさらにフォトジェニックに。
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From RAIKA
「都内では、一点ポイントを決めて、他のパーツはナチュラルにメイクを仕上げているひとが多い気がします。わたしもそうすることが多くて、最近はアイラインを強く引くことにハマっています!」
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<SELFIE TIPS>
「自然光で撮影するのが好きかな。狙いすぎた写真よりも、周りのムードや切り取られ方も含めて可愛い写真を目指しています。鏡越しだと、ヘルシーな感じで撮れる気がする!」