イットガールたちが足繁く通う都内の注目サロンを、おすすめのヘアスタイルとともに紹介する「TOKYO IT SALON」連載。サロンの雰囲気からスタイリストのプロフィール、さらにはヘアセット術の調査まで。ナチュラルでありながらもドラマティックなスタイルを叶える「siki(シキ)」から、媚びない甘さが漂うピンクヘアをレポート。
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担当してくれたのは、スタイリストのミユさん。「自然体だけどほどよく甘さのある、ナチュラルガーリィなスタイルが得意」だといい、モデルの茜さん(@akane__11.1)の雰囲気を生かしてウェーブを効かせたピンクヘアをクリエイト。
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PHOTO:©A24/courtesy Everett Collection
INSPIRATION
イメージソースは、映画「レディ・バード」で主演を務めたアイルランドの女優、シアーシャ・ローナンのヘアスタイルだそう。「恋に友情に悩む主人公が愛おしく、ファッションも好みで大好きな映画。ヘアスタイルがかわいくて、映画を観るたびピンクヘアにしたくなります!」。秋から冬に差しかかる季節感を意識して濃いめのトーンでカラーを取り入れつつ、くせ毛感を生かしたナチュラルな毛流れを取り入れて。
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HAIR STYLE
ロマンティックでシックな、くせ毛風ウェーブヘアに変身。肌の透明感がアップして見えるダークトーンのピンクのさりげなさと、ヘアの動きで見せる柔らかさがポイントに。「ピンクでも彩度が高すぎないので、カジュアルなファッションにも合います。甘い雰囲気が好きだけれどラフなムードも欲しい方にはぴったり。どんなレングスでもかわいく決まります」とのこと。
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SIDE
ヘアの動きに絶妙なニュアンスをつくるには、巻き方にちょっとした工夫を。「海外っぽいクセ毛感を演出したかったので、毛先以外を太めのヘアアイロンで巻き、そのあとブラシでほぐしてゆるめなカールをつくりました。あまり形にとらわれず、ランダムに巻くのがポイント」とミユさん。後頭部は膨らんで見えないよう、しっかりとオイルでボリュームを抑えて。
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ARRANGE
おすすめのヘアセットで、さらにガーリィムードを醸し出すことも可能。「26ミリのヘアアイロンでゆるく巻いて仕上げ、ヘアオイルを1プッシュ手にとって全体へ。そのまま三つ編みをつくっていき、最後にところどころヘアを引き出します。簡単なのにかわいいですよ」。広めにとったワイドバングで個性とこなれ感を漂わせつつ、サイドの後れ毛風ヘアはニュアンスを効かせてフェミニンなウェーブに。
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ヘアカラーで失敗しないコツは「肌の色に合わせて色を調合すること」だそう。「普段のファッションのテイストや、どんなヘアスタイルが好きかなどもスタイリストに伝えていただくとよいと思います。私自身は会話からお客さまのライフスタイルを引き出して、そこに合わせた提案を心がけていますね」と、ミユさんがコメント。
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ムードトーキョー ヘアオイル 100ml ¥3,960/MOOD OIL
PRODUCT
使用したのは、サロンオリジナルのアイテムだというオイル。「重すぎず軽すぎず、ちょうどよい毛束の動きが出せます! 全身に使え、50mlサイズの展開もあるので持ち運びにも便利。とにかく香りがよくておすすめです」
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映画のヒロインのようなシネマティックなムードを漂わせつつも、その人の日常に溶けこむスタイルをつくりだしてくれる「siki」。スタイリストのミユさん(@miyu__kawasaki)は、甘さとシックさが共存する今っぽい女の子像を落としこんだヘアを多く手がけているよう。「暖色系のカラーが得意なので、秋に向けてイメチェンしたい方はぜひお越しください!」と話してくれたので、自分らしいかわいさを追求したい人はHPをチェックしてみよう。