イットガールたちが足繁く通う都内の注目サロンを、おすすめのヘアスタイルとともに紹介する「TOKYO IT SALON」連載。サロンの雰囲気からスタイリストのプロフィール、さらにはヘアセット術の調査まで。海外のムードやカルチャーをベースにモードなエッセンスをミックスしたファッショナブルな提案が魅力の「HML U/2A(ヒメル)」が、90sカルチャーのスピリットを現代的に落としこんだハイトーンショートを提案してくれました。
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「音楽やカルチャーを感じるショートヘアやハイトーンカラーを多く手がけています」と教えてくれたのは、ヘアデザイナーのヨシダリュウスケさん。モデルの尾籠天里(おごもりえりさ)さん(@erisa0802)を、アンドロジナスなショートスタイルとブリーチカラーが絶妙にマッチした、今っぽいスタイルに。
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PHOTO:Columbia Pictures / courtesy Everett Collection
INSPIRATION
「インスピレーション源は、90年代の映画『17歳のカルテ』に出演したウィノナ・ライダーのベリーショートです」と教えてくれたヨシダさん。「彼女のキュートかつクールなムードにヒントを得て、ロックな雰囲気に落としこみました。さらにミントグリーンのヘアカラーとほどよく揃え整えたバングでキャッチーな印象をプラスして、現代的にアレンジ」
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HAIR STYLE
完成したのは、ミニマルでスタイリッシュな愛嬌とアイシーな気高さを併せ持つ、ミントカラーのベリーショート。「前髪にポイントを置いたマッシュベースのカットにミントグリーンのハイトーンカラーを組み合わせて、エモーショナルな雰囲気をつくりあげました。ヘアもファッションの一部と捉え、季節感や服のテイストに合わせた遊び心を取り入れたい方にぴったりです」
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SIDE
柔らかく額に下ろした前髪の毛流れと対照的に、サイドのヘアはタイトになでつけ耳にかけて、ミニマルなシルエットの中にも立体感を。「前髪を重めにカットすることで、ガーリーでポップなムードを引き出しています。サイドは奥行きの出る深めのシェイプでシャープな印象に」
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BACK
襟足のタイトなカットは、モードでマニッシュな雰囲気。カットラインが揃っているから、潔いクリーンな印象も漂う。「カラーは2回のブリーチを経て、ミントグリーンをオン。ベースのブリーチがいちばん大事なので、髪質とダメージを見極めながら丁寧に行います」
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自身もロングのブリーチヘアでロックなスタイルを貫いているヨシダさん。ハイトーンカラーヘアのお手入れについてもいろいろ教えてもらえそう。「どんな髪型が似合うのか、ご希望をうかがうことはもちろん、自分の意見もしっかり伝えて提案するようにしています」
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〈左から〉バイオリッチ・ウォーター 240ml ¥2,970/OWAY No.6 ボンドスムーサー 100ml ¥3,080/OLAPLEX クールグリースG 210g ¥1,650/FINE COSMETICS
PRODUCT
気になる上手なセット方法を、ヨシダさんがレクチャー。「水やトリートメントウォーターで半分濡れた状態にして、ボンドスムーサーを全体につけます。そのあと、適量の柔らかなグリースを根元から毛先までなでつけ、コームで毛流れを整えながらドライ。そうすると、タイトでつややかに仕上がりますよ」と教えてくれました。
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トレンド感を取り入れつつも、何よりその人の個性が引き立つ自分らしいスタイルを貫くことを大切にしてくれる「HML U/2A(ヒメル)」。ヘアデザイナーのヨシダリュウスケさん(@ryukke.yoshida)は、エッジィでグルーヴィなムードが漂うスタイルを男女問わず提案しているそう。「映画や音楽、ファッションからインスピレーションを受けたポップな雰囲気のあるスタイルが得意です! イメチェンしたい方、ぜひお待ちしてます」とコメントをくれたので、自分らしくスタイリッシュな遊び心のあるスタイルに憧れる人は、ぜひ足を運んで。