イットガールたちが足繁く通う都内の注目サロンを、おすすめのヘアスタイルとともに紹介する「TOKYO IT SALON」連載。サロンの雰囲気からスタイリストのプロフィール、さらにはヘアセット術の調査まで。トレンド感たっぷりのヴィヴィッドで美しいカラーリングを得意とする「SHACHU」から、GWのバケーションにもぴったりの、心躍るピンクヘアをお届け。
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担当してくれたのは、スタイリストの吉田咲さん。自身も透明感たっぷりなハイトーンヘアの持ち主で、「高明度のピンクや柔らかい色味のカラーが得意です」と話してくれた。「そのほかに、顔まわりのデザインカットも力を入れている部分のひとつ。モデルのAIRI(あいり)さん(@52__ba)とは好きな服の雰囲気が似ていて、今回のヘアも似合うと思い声がけしました」
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PHOTO: INSTAGRAM(@marcogiulianoph)
INSPIRATION
ヘアチェンジは、モデルのイヴァ・ヴァルヴァルチュクのかつてのピンクヘアを参考に。「地毛とハイトーンカラーのコントラストに、ブリーチした眉がエッジィな雰囲気をプラスしています。また、ムラっぽいカラーとスタイリングで、抜け感のあるきれいすぎないモードに仕上がっているところに惹かれました」と、吉田さん。今っぽく解釈して、より深みのあるニューヘアに。
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HAIR STYLE
鮮烈ながら大人っぽさも感じられる、上品なピンクのグラデーション。地毛の色を残した根元部分からクリーミィなブラウン、ピンクへと徐々に色が変化していき、ほどよく肩の力の抜けたムードが。吉田さんいわく「一度全体をホワイトがかったピンクに染めたあと、さらに追加で部分的にピンクを入れています」とのこと。ハイライト部分にはホワイト系、ローライトにはより濃いカラーを差すことで、立体感と深みを演出。バングスの下の眉がさりげなくブリーチされていることで実現しているバランス感にも注目を!
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SIDE
横から見てものっぺりしない、スイート&スパイシーなムード。「レイヤーを入れた顔まわりのヘアはくせ毛っぽく巻いていますが、サイドのヘアはあえて巻きを抑えめに。サイドまでやりすぎてしまうと、前から見たときにふくらんだ印象を与えてしまうんです」。動きは出しつつも計算しながらフォルムをつくっていくことが、洗練された佇まいのカギ。
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BACK
バックスタイルは、毛先のカットラインを生かしながらゆる巻きに。全体がふんわりとAラインを描き、理知的な雰囲気を放っているから、ピンクといってもかわいいだけに留まらないのがgood。「カジュアルからモード、大人っぽいファッションまで、幅広く似合うと思いますよ」と、吉田さんもレコメンド。
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ヘアカラーを得意とするサロンだからこそ、「予想される色落ちのパターンや、日常のケア方法をリアルに伝えるようにしています」とのこと。ヴィヴィッドなヘアカラーに挑戦してみたい人は要チェック。
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〈左から〉マルチ オイル ¥3,080 クリーム ワックス ¥3,080/SHACHU PRODUCT
PRODUCT
ヘアアレンジに使ったのは、サロンオリジナルのオイルとワックス。ブリーチヘアをケアしながらスタイリングするウォータリーなテクスチャーのオイルに、ほどよい束感とキープを叶えるクリームワックスを混ぜてアプライ。「32mmのヘアアイロンで表面をゆるく巻いたあと、オイルとワックスを1:1の割合でよく混ぜて、全体になじませています」
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パステルカラーを数色重ねる“ユニコーンカラー”の発祥サロンとしても知られるほど、カラーリングに定評のある「SHACHU」。美麗なカラーのバリエーションはもちろん、その色彩を最大限に生かすヘアデザインやスタイルそのものにもファンが多いそう。スタイリストの吉田咲さん(@sapi_maru)は「ペールトーンにワンポイント加えたデザインカラーはもちろん、肌の色やお好みのファッションに合わせた柔らかいカラーの提案も得意なので、ぜひおまかせください!」と話してくれたから、これからの季節に向けてメイクオーバーを希望する人は、すぐにでもHPをチェックしてみて。