ロンドン留学やサロン勤務の経験を持つ、ヘア&メイクアップアーティストのKATOさん。モードでエッジのきいたクリエーションに定評のあるKATOさんには、「新しいコスメチェックが好き」という一面も。そんな彼のお仕事道具は、どんなラインナップなのか……。今回は、メイクとヘア両方手がけるKATOさんの、ヘア関連の愛用品をチェック! 様々なスタイルに対応できるバリエーション豊かなラインナップは、髪を扱いやすくしたり、簡単に質感やニュアンスを出せるものなど、普段のスタイリングに活用できそうなアイテムばかり。イメージするスタイルに仕上げるための、使い方のティップスも必見です!
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ハリ・コシやツヤ感を出すスタイリングベース。
湿った髪を乾かしながらスタイルをつくっていくのですが、その際につけるベースは髪質や仕上げたいスタイルによって使い分けます。ティージー ベッドヘッドのスプレーは、髪にハリ・コシを出したいときに。柔らかい猫っ毛でも、スタイルをつくりやすくなります。仕上がりがウェットにならないところもお気に入り。逆に、ウェットなツヤ感や毛束感を出したいときに仕込むのが、泡タイプのセンス・オブ・ヒューモア。無造作なスタイル向きで、髪にクセがある人はクセが生きてきます。天然由来成分97%なのもポイント。そして、アイロンで髪を巻く前に使うのが、ナンバースリースタイルミーのスプレー。カールがつきやすく、落ちにくくなります。髪がパリパリもベタッともせず、質感が変わらないのもいい。ミストは乾かす手間がかかりがちですが、これはつけてすぐ髪を巻けるところも優秀です。
■ナンバースリー ナンバースリースタイルミー サーマルアイロンスタイリングスプレー 100g
■センス・オブ・ヒューモア ボヘミアンシーウォーター 200ml
■ティージー ベッドヘッド スーパースターTHKスプレー 284g -
質感やニュアンスを出す仕上げ用スタイリング剤。
ある程度スタイルをつくったあとに、髪の質感やニュアンスをコントロールするのに使うのがこちら。しっかりツヤを出したいときは、ドアのシャイニーオイルを。オイルをつけると髪のボリュームがダウンしがちなのですが、これはジェル状で根元につけてもペタンとしません。同じくドアのフェードクリームは、軽い質感出しに。柔らかめのワックスみたいなテクスチャーで、わりと髪全体に使います。ツヤっとしすぎず、素の髪っぽく仕上がるのがいい。髪全体ではなく、ポイント使いするのがキールズのクリーム。これで、毛先や生え際のうぶ毛に動きを出したりします。あまり質感が残らず、アレンジしやすいところがお気に入り。より動きを出したいときは、ワックスと混ぜて使ったりもします。そして、ドライな質感に仕上げたいときは、ステージワークスのスプレーを。巻いた髪をブラッシングしてこれをスプレーすると、ドライでふわっとした仕上がりに。髪が固まることはなく、ちょうどいい引っかかりとボリュームが出ます。
■資生堂プロフェッショナル ステージワークス パウダーボリュームエアー 150g
■ミルボン ドア フェードクリーム 60g
■キールズ SS シルクグルーム 96g
■ミルボン ドア シャイニーオイル 90g -
タッチアップやスタイルチェンジに便利なアイテム。
撮影中にヘアチェンジしたり、気になるところをタッチアップするのに便利なアイテムが、気づくといろいろ増えていました。ジョンマスターオーガニックのスティックは、面をキレイにつくるスタイルの必需品。表面に飛び出した“アホ毛”の処理や、顔まわりの髪を整えるのに使っています。マスカラみたいなブラシタイプだからタッチアップがスピーディにでき、手が汚れないのもありがたい。同じく、面がキレイなことが絶対のストレートヘアにとてもいいのが、デューサーヴェールのシャインスプレー。これをブラシに吹きかけてとかすと、いい感じのツヤが出て、髪がサラサラに。巻いた髪のツヤ感調整にもおすすめです。スタイルチェンジのときに使うのが、COLABのドライシャンプー。ツヤっぽく仕上げた髪を、普段の質感に戻すのに便利です。プラザなどで購入でき、お手頃価格なのもうれしいポイント。エポラールのジェルはハードタイプといってもテクスチャーは柔らかく、すぐ固まらないので、スタイルをつくりながら形を整えられるのがいい。ウェットヘアにトライしたいけど、失敗したらどうしよう……と思っている人におすすめのアイテムです。ブラッシングしたり、ドライヤーで乾かしながら形づけても、粉が出ないところも素晴らしい!
■ナンバースリー デューサーヴェール 1 170g
■COLAB ドライシャンプー オリジナル 200ml
■ジョンマスターオーガニック スリーキングスティック 15g
■エポラール ヘアスタイリングゲル(イエロー) ハード 120g